歴史

講武会館は昭和58年1月より東京都立川市錬成館の柔道場で練習を開始した。
立川でも日本拳法の道場が欲しいとの声により、早稲田大学出身の入野信照を館長に中央大学学生の後藤氏と入門希望者2名合計4名により練習を開始した。その後道場生は着実に増加し八王子道場、東大和道場、昭島道場、町田道場、国立道場、相模原道場、栃木道場、川崎高津道場と道場を展開するに到った。最近は山手線ターミナル駅、池袋東口徒歩10分の都心に池袋道場も開場し、わが国の伝統武道である日本拳法が着実にその精神とともに伸びを示している。「日本拳法を修練した若人は積極的に海外に出て、その技と精神を世界に広めよ!」との館長の考えによりアメリカ・ヨ−ロッパ・中央アジア等に普及の気運が高まっている。又、講武会館の名誉会員でもある在日ウズベキスタン共和国大使シャイホフ ・アリシェル閣下のご尽力により同国に演武旅行に赴く事が出来た。現在ウズベキスタン共和国武道界の重鎮であるババベコフ・イスモイル氏が来日し、同国に日本拳法を紹介する為に、毎日きびしい一年間の研修を修行を終えて帰国。現在、同国政府の支援のもとウズベキスタン支部を拡充中である。

会館マークの由来

講武会館章の由来は南総里見八犬伝に依る。
安房(あわ)国里見の領主里見義実(よしざね)は、敵将をかみ殺した飼い犬の八房(やつふさ)に、約束どおり、ほうびとして娘の伏姫(ふせひめ)をあたえた。八房とともに山中にはいった伏姫は、八房の気によって懐胎し、身の潔白をしめすために腹をさくと、中から仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌(てい)の8つの珠(たま)がとびだした。のちに、それぞれの珠を1つずつもち、名前に「犬」の字のついた、犬塚信乃ら八犬士が各地に誕生する。8人は宿縁のもとに、時の鎌倉管領扇谷定正(おうぎがやつさだまさ)の悪政にたちむかい、最終的には里見方の勝利でおわる。              
従って会章は、八徳を持ち、正義が盛大で強力な力を持ち、戦争の無い平和な徳に満ちた世の中を作る事をしめしています。
八徳とは、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌、の八種の徳目です。また、八方位(八象)とは、乾(北西:天〕、悦(西:沢)巽(南東:風)、欠(北:水)離(南:火)、震(東:雷〕、良(北東:山)、坤(南西:地〕です。八州、八柱、八神、八面、八景八百万(やおよろず)といった熟語の表現にも見られるように.、八という数(または八角形)は、完全、天下、全面的などの盛大で強力な意味をもつ数でもあります。